以前、中学校の英語について書きましたが、
今日は高校1年生の重要性について書きたいと思います。
高校1年生と聞いてみなさんはどんな印象を持たれますでしょうか。
高校1年生。
「新たなスタート」「新たな出会い」「新しい挑戦」
希望に満ちたイメージが湧きますよね。
この高校1年生というのが、その後の進路を大きく分ける分岐点になると私は思っています。
今回京都大学に合格した生徒さんが感想の中で書いていましたが、
彼は高校1年生の時に、受験に必要な最低限の文法は習得してしまいました。
ですから、2年生からは九州大学や東京大学などの実際の入試問題に取り組ませていました。
だからと言って、1年生の時に、彼にだけ特別なことをしたわけではありません。
本来、高校の英語は、1年生の内容をきちんと習得できてしまえば、誰でも大学入試問題に取り組めるようになっているのです。
では、なぜそうならないのか。
それは高校受験の時のように
「頑張ればいいのはまだ先だ」
「高校3年までは部活を頑張りたい」
「受験が終わったばかりなんだから、今は頑張りたくない」
そうやって1年生の時に全力で取り組む姿勢がまったくできていないからなんです。
高校での英語は1年生の時に、受験で必要なことは一通り学習してしまいます。
(注・高校によってスピードにはバラつきがあります。もっと時間をかける高校もあります)
そこでしっかり学習できた人はいっきに受験レベルに。
学習できなかった人は、受験ギリギリになるまで1年生の内容、つまり大事な基礎がまったく分からず。
こうなるわけです。
受験レベルに挑戦できるようになった人たちは残り2年の間にメキメキと力をつけます。
1年で分からなかった人は、いざ受験となったときに1年で習ったはずのことを最初から一生懸命覚えるわけです。
一通り覚えたかなぁというときにはもう受験が来ています。
もうひっくり返すことなど到底不可能な差が開いてしまっているんですね。
私はいつも高校1年生の生徒さん達に言います。
「辛い高校受験を乗り切ったね、お疲れ様だったね。疲れたろう?でもね、ここからがホントの勝負なんだよ」
高校受験で燃え尽きてしまっては、何の意味もありません。
高校受験はとても大事です。しかし高校1年をどのように過ごすかは、さらに大事です。
どうか、実りある高校1年をみなさんが過ごせますように。
セサミグローバルイングリッシュ(SESAME Global English)
幼児のお子さんや小学生のお子さんのならいごとからビジネス英会話まで一貫したネイティブ英会話・高校受験・大学受験英語教育。福岡県宗像市赤間の英会話・英語受験指導ならセサミグローバルイングリッシュへ!
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