アメリカ、イギリスと国名の由来を追ってきましたが、
今日はオーストラリアです。
なんと、オーストラリアの国名の由来は、ラテン語にあるそうです。
新しい国であるのに、アメリカやイギリスより語源が古いのは面白いですね。
ラテン語で「南の大陸」を意味する
terra australis(テラ アウストラリス)
という言葉があるのですが、これが語源のようです。
これはその当時、ヨーロッパにおいて
南極を中心にして南半球の大部分を占めると信じられていた伝説の大陸のことでした。
未知であることを強調し、
Terra Australis Incognita(テラ アウストラリス イングニタ)
(※Incognitaは「未知の」という意味)
とも言われます。
そして大航海の結果、見事南の大陸を発見したわけですね。
南極大陸を中心するほど巨大な大陸ではなかったわけですが、
未知のものを見つける喜びは図りきれないものだったのだろうと思います。
オーストラリアを最初に発見したのは
オランダ人のウィレム・ヤンスでしたが、彼はオーストラリアの北部、赤道付近の熱帯地域に上陸し、その周辺しか探索しなかったため、植民地には向かないと判断したのでした。
その後、スコットランド人のジェームズ・クックがシドニーに上陸して、領有を宣言したのです。
ウィレム・ヤンスが領有を宣言していれば、オーストラリアの文化は全く違ったものになっていたんですね。
セサミグローバルイングリッシュ(SESAME Global English)
幼児のお子さんや小学生のお子さんのならいごとからビジネス英会話まで一貫したネイティブ英会話・高校受験・大学受験英語教育。福岡県宗像市赤間の英会話・英語受験指導ならセサミグローバルイングリッシュへ!
この記事へのコメントはありません。